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ベンチャーCFOキャリア

サラリーマンのM&A、ファイナンス、企業業績、キャリアについての戯言

スシロー

昨日「しるしるミシルサンデー」で回転寿司大手の「スシロー」の特集をやっていた。

スシローといえば、2008年にユニゾンキャピタルのもとMBO上場廃止後、2012年にペルミラアドバイザーズに売却されており、ファンド使ってMBOしたのに、売却先がまだファンドだと大変だろうなと思っていた会社である。ただこれだけの規模だと国内で買えるストラテジックプレイヤーはなかなかいないから、ファンドでも仕方なかったのかもしれません。

 

TVの特集を見ていると、お店にも行ってみたくなるもので、近所にないかなと思って番組見ながらHPを検索したらアクセスが凄いらしく繋がらず断念・・・。で、一夜明けて先ほど見てみると見ることが出来ました。すると決算公告等も出ておりましたので、ちょっと見てみました。今回のファンドによる買収もSPCがユニゾンからスシローを買い取り、そのSPCがスシローと合併したのだと思いますが、「第1期」となっていました。

第1期の経営成績(2012731日~2013331日)

売上        293億円
営業利益 13億円
経常損失 39億円
当期損失 38億円

とのことでした。営業外費用に「支払手数料41億円」があり、これは恐らく買収による諸費用(DD費用、ローン組成費用等)の一時的費用ということなのだと思います。営業利益13億で営業利益率も5%弱なのでまずまず好調というところだと思います。

 

続いて貸借対照表と見てみると

総資産958億円で、そのうち「のれん」がなんと685億円と巨額なものになっていました。おそらく今回のペルミラによる買収で計上された「のれん」かと思います。。ニュースによるとペルミラによる買収が786億円とのことなので、当時の純資産が100億程度だったのでしょうか?

685億円ののれんということは、20償却としても年間34億強ののれん償却費ということで、負担大きいですね。

さらにおそらく今回の買収費用で調達したのが、長期借入金および1年以内長期借入金の450億円で、LBOローンでしょうから、金利3%としても年間13億円の金利負担になります。

 

またコベナンツも厳しいでしょうから、経営陣の皆様も非常に大変かと思います。

 

顧客満足度No.1のチームマネジメント 回転寿司スシロー7つの秘訣

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