アドバンテッジパートナーズによる「りらく」の買収
ちょっと前のニュース。投資ファンドのアドバンテッジパートナーズ(AP)は、APの出資するAP37がリラクゼーションサロンのりらく(本社:大阪府、小泉智史社長)を買収すると発表した。
リリースによると、創業者等からAP37が全株買取り、りらくの経営陣である小泉智史社長、竹之内教博取締役がAP37に出資するということなので、いわゆるMBOなんでしょう。
取得価額等は記載がないのですが、APとしてはコメダ珈琲のEXITで店舗ビジネス、FCビジネスの要諦がわかったとみて、同じく店舗ビジネス且つFCビジネスのりらくの買収に踏み切ったのではないかと思います。ここ数年のAPの出資先を見ると、店舗ビジネスを行うコンシューマー向けが結構あります。
・コメダ
・メガネスーパー(メガネ)
・ユナイテッドシネマ(映画)
・カチタス(不動産)
・りらく
おそらくレックスホールディングスの投資では大きな損失を出したので、そこから教訓を得たのでしょうか。
あと気づいたのですが、この「りらく」という会社はよく都心でも見るなあと思っていたのですが、都心でよく見かけていた「Re.ra.ku」は株式会社りらくとは無関係で、株式会社リラクという別会社が運営しているようです。お互いやりにくいでしょうね・・・。
あとこの手の格安マッサージチェーンですが、最近すごい勢いで増えています。上記の2社とは違いますが、あまり筋のよくない会社の場合、「誰にでも開業できる」とかスタッフ募集も「誰にでもできる」とか研修期間も少なかったりするのを見ると、客として行くのは不安になります…。
- 作者: あらた監査法人
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