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ベンチャーCFOキャリア

サラリーマンのM&A、ファイナンス、企業業績、キャリアについての戯言

個の力

最近ネットや新聞でスタートアップやベンチャーの話題を多く見かける。ここでの主役は間違えなくエンジニアだ。エンジニアがいないと「モノ」が出来ないから当たり前だし、そういう人たちの価値というか地位が従前以上にきちんと評価されるようになってきているのだと思う。またフリーランスのように働き方も多様化しているし、クラウドソーシングなどによってこれまでにない働き方を実践している例も多い。翻って文系職種の仕事はどうだろうか?少なくとも流動化は進んでいない。それはエンジニアはスキルや経験を可視化しやすい(例えば制作実績やコードを書かせればスキル把握が可能など)という特徴があるのかもしれない。

 

よく「これからは個人の時代」だという。私もゆくゆくはそうなっていくと思うし、そうなるべきだと思う。上にも書いたようにITエンジニアの世界では現実そうなってきている。価値がある人は世の中にどんどん発信し、評価を高めて、高い収入を得る。いっぽう文系職種の人間はどうすれば良いのだろうか。やっぱり、どういうことが出来るのか、どういう知識や考え方をしているのかを個人でアウトプットしていく必要があるのだろう。これまでは、どちらかでいうと文系職種の仕事はチームでの仕事だから、成果も会社や部署のものであるという感じだったと思う。現実にいろんな人の役割があって会社は物事が成立していく。ただ一方でよくいう「ぶる下がり」的な人も多くいるのも事実。何もせずに、仕事を振っているだけの人、会議に参加して何もアウトプットしない人、そういう人も多くいる。ただ、これではこれからの時代は共倒れになってしまう。個人の成果は個人の成果として認め、ぶる下がりはぶる下がりという評価をしないと、個人も組織も損だろう。

 

サッカーでもよく言われるが、やはり最後は「個人の力だ」と。日本代表は昔から「チームプレーは優れている」という評価だった。ただここ数年ワールドカップに常連になり、世界との距離も縮まったのは、個人の力の増大によるところが大きいと思う。やっぱりドーハの悲劇のときは、個人別でみるとワールドクラスとはほど遠いスキルのメンバーも多く混じっていたし、当時はそれを「運動量で定評がある」などと評価していたが、やっぱり11でボール取られるのはその人だったし、そういうことなんだと思う。

 

 

だから文系職種の仕事も、今まで以上に「個人の力」を付けないと、個人としてもマズイし、組織としてもマズイ集団になってしまう。私も自分の「個の力」について整理してみようと思う。