コーポレートベンチャーキャピタル
今回はVCの中でも、最近特に存在感があるコーポレートベンチャーキャピタルについて書いてみたいと思う。まずは主要プレイヤーの整理してみます(順不同)
- サイバーエージェントベンチャーズ
- セプテーニベンチャーズ
- アイマーキュリーキャピタル(mixi系)
- GREE Ventures
- Klab Ventures
- NTTドコモベンチャーズ
- フジ・スタートアップ・ベンチャーズ
- KDDI ∞ Labo
- グロービスキャピタルパートナーズ
- リクルートインキュベーションパートナーズ
- YJキャピタル
- GMOベンチャーパートナーズ
- Voyageベンチャーズ
といったところでしょうか。それぞれ事業シナジーを求めるケース、キャピタルゲインを求めるケースと目的は違うのでしょうが、投資を受ける側は金融機関系VCよりは、営業面、組織面どちらについても魅力的だと思います。特にスマホ系のVBの場合は、通信キャリア系のVCを株主に迎えることが出来れば、トラフィックの確保等が望めて、一気にブレイクするチャンスが広がります。
ここで1つ疑問があり、よくVC子会社だけでなく本体からもVBに投資しているケースがあると思うのですが、どういう切り分けをしているのでしょうか。例えば超有望なVBがあった場合、自社が上場企業の場合、自社の投資家の利益を優先するのか、VC子会社のLPの利益を優先するのか、結構前から不思議に思ってます。