ベンチャーCFOキャリア

サラリーマンのM&A、ファイナンス、企業業績、キャリアについての戯言

サマンサタバサの訂正開示

「株式会社ラ・エストの株式の取得(子会社化)に関する株式譲渡契約書締結のお知らせ」の一部修正に関するお知らせ

 

訂正前は
「取得金額については、株式取得の相手先との先議の結果、非開示としておりますが、第三者機関の算定を行い、公正妥当な金額にて取得しております。」
と記載していました。

訂正後は

普通株式 1,600 百万円
アドバイザリー費用等8百万円」

となっていました。

 

これ最初から開示すべきじゃないでしょうか。恐らく東証から取得価格を開示するよう言われたのだと思いますが。

売上高61億、総資産 3,812 百万円、株主資本 2,384 百万円ということで、純資産以下なので、特別高いというわけではなさそうな気もしますが、利益が記載されていないので、16億の取得価額が高いのか安いのかは何ともいえないですね。

 

後から出すと、やっぱり投資家に不誠実なイメージ出来ちゃいますよね。もしかしたら売り手から「価格は出してほしくない」という強い要請があったからかもしれませんが・・・。