モス、ちりめん亭のトモスを売却
モスがちりめん亭を運営するトモスを横浜の外食企業のケンコーに売却するとのこと。
モスにしてみれば、恐らく随分前から「ちりめん亭」を持ち続ける意義はなかったのではないでしょうか。
外食企業は多角化して事業を安定させたくなると言いますが、モスであればもうその時期は超えているでしょうし。
最近は行ったことないですが、ちりめん亭ってモスがやっている感じが全然しなかったので、完全にスタンドアローン化していたのかもしれません。
一方買い手の株式会社ケンコーですが、私は存じ上げなかったのですが郊外型ショッピングセンター(イオンが多いです)のフードコートに出店するという手堅い戦略のようです。
今回買収する「ちりめん亭」はフードコートではなく、路面店中心ですのでそのあたりを上手く経営できるかが鍵になりそうです。
あとは、モス出身のいわゆる大企業出身の社員と、ケンコーの生え抜き社員のカルチャー問題も出てくると思います。これは簡単なようで難しい問題です。
ともあれ、外食企業は栄枯盛衰が激しい業界ですから、今後もM&Aは続いていくと思います。